江戸時代、参勤交代で地方の人が江戸に出てくると、必ず手足がしびれたり、むくみとか体のだるさを訴えました。

これを江戸煩いと言い、ひどい人になると、立てなくなったり死ぬこともありました 現代の医学で言うカッケで、白米ばかりを食べてビタミン類を取らないと、なる病気です

白米ご飯


地方では玄米を食べる習慣なのですが、江戸では華美な暮らしを好み、美味しい白米を食べることが多かったのです。

ビタミンを含んだ副食をたっぷり取る食事では、起こらないのです。 

地方から出てきた人は、玄米を白米に変えただけで、他の食事は地方時代の質素なままが多かったので、カッケになりました。

現代では、カッケまで行かなくても、ビタミン不足は日常で起こっており、だるさや体調の悪さを訴える人がたくさんいます。

解決法は、胚芽を多く含む食品を摂ることです。

玄米はベストの食品ですが、そこまで行かなくても、胚芽米とか麦を混ぜるとかすれば、解消します。

胚芽パンなども良いですね。 食品で摂ることがむつかしい人は、サプリメントで摂りましょう。

ビタミンが足りない食事の時は、ビタミン剤やビール酵母(エビオスなど)で補強しましょう パワフルな体になりますよ

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一方、玄米を精製して出てくる糠(ぬか)は、ビタミンミネラル類の宝庫で、これを利用しない手はありません

この「ぬか」を発酵させて作る「ぬか床」は、タンパク質、脂質、食物繊維、ビタミンA、B1、B2、B6、E、ナイアシン、カルシウム、リン鉄などの栄養素の宝庫でもあります

唯一含まれないビタミンCも、ぬか漬けにする野菜から摂取できるのです

つまり、ぬか漬けは一品で、ほとんどの栄養素が偏りなく摂れる、バランス栄養食なのです

糠漬け

子供の頃、食卓には糠漬けが毎食必ず出ていました

また、おじいさんやおふくろが、「麦は体に良いんだよ」と言いながら、麦ごはんの用意をしていました

アロアロヨシさんは、ぬか漬けは好きでしたが、麦ごはんはあまり好きではありませんでしたので、文句を言いながら、食べました


ご先祖さまに感謝!

アロアロヨシさんはこれを、ご先祖さまの「知恵袋」として、大切にしています。