人生を変えてしまうほどの大病でも、早めに気が付けば、大事に至らなくて済みます

ほとんどの病気は、私たちに信号を送ってきます
最初は、ほんのちょっとした、よくある症状や、違和感から、始まります・・・
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「よくあるけど、怖い、病気の症状」第10弾は、【TFCC損傷、6.完治 7.その後】です


手首の痛みは、ちょっとした捻挫や、キーボードの叩き過ぎで、腱鞘炎になったりして、起こりますが、あまり重大には考えなくて、冷やしたり湿布したりして、治ってしまいます

今回は、TFCC損傷という、かなり治りにくい手首の痛みについてのレポートです

目次(クリックでそれぞれのブログへジャンプします)

1.   TFCC損傷からの贈りもの、友人Kとの再会

2.  TFCC損傷って、そもそも、何?

3.  TFCC損傷の、治療作戦

4.  TFCC損傷用サポーター、アルケアを選ぶまで

5.  TFCC損傷との、長い長い戦い

6.  TFCC損傷、やっとたどり着きました、完治!

7.  TFCC損傷、その後

 



6. TFCC損傷、やっとたどり着きました、完治!

 

損傷してから6カ月(弥生3月)、ようやく手首の痛みは完全に無くなり、重いものを持っても、ストレッチをしても、痛みを感じることが無くなりました

 

また無理をすると、ぶり返すんではないかと、こわごわと手首をねじったり、重いものを持ったりして、試しているKが印象的でした

その後、少したって病院で見てもらったところ、もう大丈夫だと、担当医が太鼓判を押してくれました

 

ここで、Kと奥さんと三人で完治宣言をして、祝杯を上げました。

 

場所は懐かしい、学生時代よく通った、お茶の水の食堂「キッチンカロリー」

Kと奥さんは、ここでよくデートしたと、その時に初めて聞きました


キッチンカロリー

 

とりあえずビール、で乾杯!

ビールを口に含んだ瞬間、今までのつらい思いが、どっと出て、三人とも涙ぐんでしまいました

 

「なんだ、おまえ、泣いてんのか」

「あなたこそ

「いやあ、良かったなあ」

 

もちろん、メニューはいつものカロリー焼680円、さすがに、ご飯の大盛りは頼みませんでしたね

 

ちなみに、カロリー焼は、当時200円でした。蛇足ですけど

 

思えば、長い道のりでしたが、よく頑張ることができました

かくして、完治が難しいとされているTFCC損傷から、見事に復活を果たしました

 

いろんな話題が出ました

初めてのケガで、イライラをつのらせたこと

楽しかった温泉療法

奥さんのリハビリマッサージ

サポーターの比較試験・・・

 

話が盛り上がって、名残が尽きなくて、とうとう二次会となってしまいました

 

 

7. TFCC損傷、その後

 

完治してから1カ月経った4月に、Kの家を訪問しました

 

彼の部屋は、学生時代から変わらず、西側の離れの四畳半でした

そこには、使わなくなったアルケアが、春の日差しがまばゆい出窓のところに、何気なく置いてありました。

 

アロアロヨシさんは、それは、深い感謝を込める時の、彼の、いつもの習慣であるということを、知っていました

 

剣道の試合で優勝した時に使用した、面の下に着ける、汗のしみこんだ手ぬぐいを、出窓にさり気なく置いて、優勝に導いてくれた監督や先輩たち、同輩たちに感謝するように

 

アルケアと、アルケアに気持ちを込めて、奥さんにも、アロアロヨシさんにも・・・

 

 

その後Kは、現役選手を引退し、後進の指導に当たるようになりました。

 

優勝経験の豊富な彼の指導は、若い剣士からもたいへん評判が良く、中でもTFCC損傷の経験をもとにした、ケガや体調の管理は、専門医もビックリするほどの知識となっています

 

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