ほとんどの病気は、私たちに信号を送ってきます
最初は、ほんのちょっとした、よくある症状や、違和感から、始まります・・・
*******************************************
「よくあるけど、怖い、病気の症状」第1弾は、【1.TFCC損傷からの贈りもの、友人Kとの再会】です
手首の痛みは、ちょっとした捻挫や、キーボードの叩き過ぎで、腱鞘炎になったりして、起こりますが、あまり重大には考えなくて、冷やしたり湿布したりして、治ってしまいます
今回は、TFCC損傷という、かなり治りにくい手首の痛みについてのレポートです
目次(クリックでそれぞれのブログへジャンプします)
1.
TFCC損傷からの贈りもの、友人Kとの再会
6. TFCC損傷、やっとたどり着きました、完治!
7. TFCC損傷、その後
1. TFCC損傷からの贈りもの、友人Kとの再会
今年の9月、大学時代の友人Kが、珍しく電話をかけてきました
何か神妙な声で、相談したいことがあるというので、会うことにしました
Kは総武線沿線、アロアロヨシさんは中央線が便利良く、結局、両方の線が交わる、懐かしいお茶の水の大学の学食で、食事をすることにしました
卒業してから、年賀状のやり取りで、消息は分かっておりましたが、会ったことはありませんでした
Kは、学生時代、剣道部で鳴らし、数々の大会で優勝経験もある、猛者でした
そのころ彼は健康そのもので、体調を崩して、健康法を模索して、いろいろ試して右往左往していたアロアロヨシさんを、いつも笑って見ていました
そんなKが、剣道の練習中に手首を痛め、TFCC損傷と診断されたというのです
Kは大学現役時代、幸運にも大きいけがをしたことがなく、順調に優勝への階段を駆け上がりました
そのため今回のケガは、初めての経験だったのです
学食での食事も、利き手の右手をケガしたものですから、左手でぎこちなく食べていました
そんな状態を見かねて、アロアロヨシさんも、相談に乗ることにしたのです
実に半年にも渡る、二人の治療体験のプロローグでした
初めてあった時、ギブスをしておりました
本人は、見た目には外傷やハレもなく、損傷しているとは思えないような状態だ、とのことでした
医者からは、「たいへん治りにくい病気なので、覚悟してください。最悪、金属を入れる手術になります」と言われ、初めてのことで心配になり、学生時代、アロアロヨシさんが、健康になる方法を調べ、体験を繰り返していたことを思い出して、連絡してきたものです
“アロアロヨシさんの♪健康ブログ”も見たと言っていました
練習中の転倒で手を着いたときに、手首をひねった状態で体重をのせてしまったため、損傷したとのことでした
以下、Kの話です
「午後の4時ころ、損傷した当初は、捻挫のような痛みで、手首を少しでも動かすと、強い痛みを感じました
腫れは全く無く、一晩寝れば良くなるだろうと、冷やしただけで、なにもしませんでした。ところが、翌日も痛みは全く引かず、腫れが全くないので、これはおかしいということで、翌朝すぐ、部の顧問の医者に診てもらいました」
この早い対応が、のちの治療に良かったのですが、この時点ではまだ、気が付いていませんでした
会った時は、損傷から1か月経過しておりましたが、それまで、手首を返す動作をすると激しい痛みがあり、日常生活は全くできなかったとのことでした
病院でギプスを装着してもらい、全く動かさないようにしていました
利き手を損傷したものですから、箸を左手で持つようにして食事をし、顔や頭、背中を洗ったり拭いたりできなくて、なれるまで、たいへんな思いをしたとのことでした
Kはそれまで、ケガらしいケガ、病気らしい病気を、したことが無かったので、彼を取り巻く仲間たちが、けっこう気を使ってくれ、特に女性からやさしくされたのは、不幸中の幸いだなどと、けしからん事を言っていました
アロアロヨシさんは、TFCC損傷の知識は有りましたが、最新の治療法やケア用品のことは、ほとんど知りませんでしたので、調べることにして、再開を約束し、その日は別れました
調べていくうちに、新しい診断法や治療法、サポーターの進歩など、驚くほどの発見があったのです
コメント